グリーンホームだより

平成３０年８月１日（水）毎日暑いですね。みなさんお元気ですか？？

今日は福祉用具業者のヤマシタコーポレーション様が福祉用具メーカーのアロン化成株式会社様とともに「少し変わったポータブルトイレ」を持ってきてくれました♪

通常のポータブルトイレは便座の下にはバケツがあり、排泄後にそのバケツごと運んで処理をします。ですが今日見せていただいたポータブルは、バケツの替わりに筒状のラップをセットすることで、ボタンひとつで排泄のたびに筒状のフィルムの上と下を熱で圧着し排泄物を袋状のビニールに密封してくれるそうです。バケツの洗浄が不要でニオイも外に漏れることなく衛生的であるとの説明でした。
セットにちょっとしたコツが必要なのと、通常のポータブルトイレに比べ専用フィルムカセットの購入が必要なためコストは高くなってしまうそうですが、実際に試してみましたが操作自体はボタンひとつでとても簡単でした。衛生面やニオイを気にされる方や、汚物の入ったバケツの処理をわずらわしく感じる方には大変有効ではないかと感じました。

ちなみに今日ご紹介いただいたものも含め、ポータブルトイレは介護保険では購入補助対象です。指定の業者で購入することや担当ケアマネジャーがケアプランの中に必要性を明記すること、保険者（鈴鹿亀山地区広域連合）へ購入申請することなどが必要ですが、条件をクリアすればあとから９割額が戻ってきます。（購入額１０万円まで）もしも興味がございましたら担当ケアマネジャーまでご相談ください。

私たちは必要に応じ福祉用具業者さんらと連携し、その人その人に適した福祉用具はどれかということを一緒に考えます。そして福祉用具は日々進化しており、どんどん新しいものが世の中に登場しています。これからも新しい情報に目をむけ、実際に体験することでみなさまに適切な情報提供やご支援ができるよう努めたいと思います。
（居宅介護支援事業所 管理者）