グリーンホームだより

3つめのセクションの続きです。前回までで27項目中、15項目を説明させていただきました。今回も5項目の当ホームでの運用について説明したいと思います。
㊱個人持ちの食器やユニット専用の食器は、ユニットで洗い、食洗機・乾燥機も有効活用している。
※現在、多くの方がMY食器・MY箸などをお持ち込みいただいており、ユニットでお預かりして洗っています。もちろんホームでご用意したものを使っていただいても結構です。
※従来型を改修したユニットはキッチンが少々狭めです。食洗器はなく、乾燥機のみを設置しています。新築ユニットは、十分な広さを設けています。ユニットにより設備等の違いがあり、ご迷惑をおかけしております。ただ、水の流れる音、食器を洗う音などは、普段生活の中で聞こえてくる生活音です。スタッフの業務の声やコール音などの生活雑音はできる限り減らして、生活の音がたくさんするようなユニットを目指しています。
㊲エプロンは、こぼす人とこぼさない人を把握した上で使用している。全介助と自力摂取の人のエプロンの使用の違いを理解している。
※ご自身で摂取される方で、エプロンの着用を希望されている方にのみ使用していただいています。
㊳入浴はユニット毎にマンツーマン方式を実施している。
※一人のスタッフが、お誘いから入浴、そしてに入浴後にご希望の場所に戻られるまで関わらせていただいています。
㊴個別浴槽の利用を優先している。
※各ユニットに個浴を設けています。ひのき風呂+リフト浴か機械式個浴のいずれかを設置しています。ご入居者の身体の状況等により、お選びしていただくことができます。ほとんどのご入居者はユニット内で入浴されますが、重度な方については、ユニット外に機械式寝台浴槽と機械式車いす浴槽を各1箇所設置しており、入浴いただいています。
㊵利用者個々の入浴の仕方や好みをデータ化し、安心して入浴介助ができ、職員による技術の差が生じない工夫をしている。
※介護看護記録システム内の24時間シートにより、入浴の仕方(自分でできること・支援させていただくこと)や好みについてスタッフ間で共有しています。

（「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム　施設長）