グリーンホームだより

活動・コラム
感謝 ~スタッフ MYエピソード(2)~
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私は、高校で応用デザインを学び、18歳で鈴鹿グリーンホームに就職しました。
正直な話をしますと…私が高校生の時はまじめな生徒ではありませんでした。
当時の私は学校にはあまり行かず、アルバイトや友達と遊んでばかりいました。おかげで成績は良くなく、出席日数が足らずレポート提出と補講、あと数日欠席すれば留年というところまできていました。
でも周りの友人たちの進路が決まっていく中、自分は何も将来への道がなく、どうしようどうしようと日に日に不安な気持ちは増していました。
就職を希望していたのですが、当時の自分は就職するには何をしていいのかすらわからず、不安ながらもまだ友人と遊んでいました。
そのような生活だったので、担任の先生にはとても迷惑をかけており、先生が家に来ることもよくありました。欠席して卒業ができないということにならないよう毎朝電話もかかってきました。
そんな私を助けてくれたのは先生でした。
まずは自分の進路を明確にしないといけないと進路指導室に行き、そこで先生と何がしたいのか、どんな職業に就きたいのかなどについて先生と話し合いながら、求人募集を見たり、見学に行ったり、履歴書を書く練習をさせてもらったりと気が付けば、毎日進路指導室に足を運んでいました。
そして進路について一歩一歩踏み出せることができました。でも当時の夢は漠然とお金を稼ぎたい、そこそこ遊びたいという気持ちはまだ変わっていなかったので、就職の決定に左右する「自分は何をしたいのか」を描くことに一番苦労しました。
これまでの高校生活を振り返ってみた時に自分は真面目ではなく、いろいろな人に迷惑をかけてしまっていたなぁ、だから何か、誰かの役に立ちたいと思い、また母が介護関係の仕事に就いていて身近であったこと、祖母と暮らしていたことなどもあって、介護・福祉の仕事を選びました。
先生にそのことをすぐに話すと、その業種の資料を準備してくれました。履歴書の書き方を指導していただいたり、見学にも先生が一緒に付き添ってくれたりと、本当にいろいろなことを助けていただきました。
そして無事、鈴鹿グリーンホームに就職することができました。
今年で就職してから8年目になります。その間、介護福祉士を取得したり、ユニットリーダー研修を受講したりして、今ではユニットリーダーという立場で、毎日楽しく介護・福祉の現場で働かせていただいています。
高校時代のあの頃、自分の進路について、先生方が自分のことのように真剣に考えてくださったことにとても感謝しています。ありがとうございました。
(特養係 ユニットリーダー)

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