グリーンホームだより

活動・コラム
COLUMN「身体拘束適正化について(4)」
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身体拘束を廃止していくに当たっては、当ホームではまず時間を短くしていくことを考えていくと掲載しました。
これはスタッフに解除に向かっていることを意識してもらうためでもあります。
スタッフが介助をさせていただいている時間だけは身体拘束は解除されています。
例えば、リビングにおられる際に、ご本人の同意を得て(無理強いはダメです。)ソファ等に腰を掛けていただき、スタッフや他のご入居者の方と居心地よく、社会的関係が築けるように楽しい会話や温かい見守りの中で支援する、入浴や排せつの場面などを気持ちのよいものにする、といった生活の中でのQOL(生活の質)を高める支援、日常の関わりの中で、身体拘束の時間は自然と減少していきます。誰も身体拘束はしたくないですし、身体拘束を行うことが生命身体を守るために不可避のケースもあるとは思いますが、ご入居者の笑顔や発言が見られたりしてよかったと、スタッフに感じてもらえるようにしていくことが大切だと思います。
介護現場からこのような取り組みをご本人やご家族、地域住民の皆様に丁寧に説明・発信していくことが必要であると思います。

(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
※当COLUMNは、職員に対する身体拘束適正化に関するホーム内研修にも使用します。

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