グリーンホームだより

活動・コラム
How to use テクノロジー!(2)〜HUR〜
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第2回は、HUR社製『HURスマートタッチ』【使用事業所:デイサービスセンター】を紹介します!
HURは「フー」と読みますが、最初全く読めなかったです…(^◇^;)

このトレーニングマシンはフィンランド製で、若い方から高齢者、アスリートまで世界中で使用されています。負荷調整にはエアコンプレッサーが採用されています。(エア式は関節への負担に配慮するとともに、瞬発力が必要なトレーニングにも対応できるといわれています。)

平成29年度から次の5種類のマシンを導入して、
①アダクション/アブダクション
②チェストプレス
③アブドメン/バック
④プッシュアップ/プルダウン
⑤レッグプレス
上下肢8種類のトレーニングに対応できます。

当事業所では、日常生活で必要な筋力を維持・向上するという観点で使用しています。(その他の訓練や体幹トレーニング機器、日常生活動作反復訓練についてはまた後日に♪)

この機器の特徴ですが、製品名のとおり、かなり"スマート"、そしてハイテク(またまた昭和的ワードが…)でして…
付属のウェアラブル端末(ピンク色のリストバンド)に負荷重量や回数設定などの個別トレーニングデータを予めPCで登録しておき、使用時にトレーニングマシンのセンサー部分に"タッチ"するだけで設定どおりのトレーニングを行うことができます。ここがICT(情報通信技術)になっています。
ウェアラブル端末を使用するなんて、ちょっと近未来的ですよね(^^)

このように使い方はとても簡単で、ご利用者毎に都度マシンの負荷設定をし直すといった手間もありません。
そのため、当初からご利用者が腕にバンドをつけられて、それぞれの機器にタッチをしてトレーニングを行われています。操作されているご利用者の皆さんがとてもカッコイイ!です。

これだけでも充分ハイテク(昭和感がちょくちょく出ますがスルーしてください…)なのですが、この機器のスゴさはここから…。
これまで、スタッフが行っていた機能訓練の記録が全く不要です。
そのため、スタッフは機能訓練に集中することができ、ご利用者と直接かかわる時間を増やすことができています。

トレーニングしたデータはすぐにPCに送信(有線LAN)されて、個人ファイルに記録・保存されます。そのデータは一覧化・グラフ化できて、レポートとして出力することができます。
スタッフの事務負担の軽減になりますし、何よりご利用者のトレーニングの成果が労せず見える化することができます。

このマシン、介護現場のかゆいところに手が届きすぎです・・・

(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長))

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