平成29年7月13日(木)、今日は鈴鹿市医師会・武田薬品工業株式会社共催の「多職種連携講演会~地域で支える認知症とは~」に居宅介護支援事業所ケアマネジャー3名が参加いたしました。
今日のお話の内容は、塩川病院神経内科の蛭薙先生からは鈴鹿市内4カ所にある認知症初期集中支援チームの役割についてお話いただき、その後ますずがわ神経内科クリニックの真鈴川先生から認知症症状の特徴と適切なケアについてのお話を聞かせていただきました。
認知症は誰もがなりうる病気です。年を重ねるほどそのリスクは高まり、残念ながら一部の種類の認知症を除き根治する治療法は今の医学では存在しません。
ですが早期に発見し適切な治療や関わりを持つことで、進行を遅らせたり、自分らしい生活を長く保つことも可能となる場合もございます。
さらに言えば認知症の中にも治る認知症も存在します。しかし現状では、本人はもちろん家族や身近な存在の方々も「あれ?なにか様子がおかしいな?」と思っても、認知症と思わなかったり、まして医療機関へかかろうと思う方は少なく、認知症初期から適切な治療・対応を受けられている方は大多数ではありません。
そのような方をいかに適切に医療を繋ぐかが一つの大きな課題です。認知症と言われることに抵抗を感じる、周りはおかしいと言っているけど私はそんなふうには思わない、そもそもどこにどのように相談すればいいのかわからない、など初期の対応について相談に応じるのが認知症初期集中支援チームの役割です。
ちなみに鈴鹿西部地域の認知症初期集中支援チームはアルテハイム鈴鹿(塩川病院)に設けられております。
私たち鈴鹿グリーンホームのケアマネジャーも、必要に応じ認知症初期集中支援チームの担当者や地域包括支援センター・行政・地域の民生委員さんなどと連携を図りながら安心して地域で生活いただけるよう支援いたします。お困りの方はどうぞお気軽にご相談ください。
(居宅介護支援事業所 管理者)
学び・研修
多職種連携講演会に参加いたしました。
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