グリーンホームだより

学び・研修
東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会に参加しました。
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平成29年8月1日、2日、東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会<石川大会>に参加しました。
介護保険制度が創設されてから16年が経過し、介護サービスを利用する方も約3.5倍になっています。団塊の世代が後期高齢者となる2025年を迎えようとしている中、介護サービスは、地域にみなさまにとって、なくてはならないものとなっています。一方で、急激な単身または高齢者世帯や認知症高齢者の増加、介護人材の不足など、高齢者福祉・介護は多くの課題に直面しています。介護が必要になっても、住み慣れた地域の中で安心して暮らし続けることを目標とする地域包括ケアシステムの一層の充実が求められています。また、社会福祉法の改正により、社会福祉法人の在り方も大きく変わろうとしています。さら平成30年4月には介護報酬・診療報酬が同時改定されます。このような情勢の中、今年はテーマを「待ったなし 2025年まであと8年‼~人として活きる 福祉のクオリティを目指して~」として、初日は全体会に参加し、情勢等について理解を深めるとともに、その考え方について学び、新たな気づきを得ることができました。また、当研究大会開催地である石川県の七尾市出身の辻口パティシエの記念講演を聴かせていただきました。業種は違えども時代の最先端を進まれる方は苦労と成功の両方を経験されています。苦労=課題を克服していくために、一心に、そして前向きに夢を追い求める姿勢は学ぶべき点が非常に多くありました。
二日目は各分科会に分かれ、専門分野について研究報告が行われ、第1分科会(テーマ:効果的な施設・事業所運営)において、演題を”新しいことに取り組める組織風土づくり~正しいことはやっていこう!と言い合える文化~”として研究報告を行わせていただきました。
第1分科会は、人材育成・確保、法人改革、経営改善などをキーワードとしていますが、当ホームの考え方としては、スタッフ一人ひとりが理念に向かい、まず1歩でもよいから踏み出しチャレンジしていこうとしています。
今まで積み重ねた経験は成功事例ばかりではなく、もちろん失敗事例もありましたが、今までにはない、新しいケアやシステムづくりに取り組んでいく上では失敗の中から成功を導くということが、とても大切なことだと思っています。
取り組みはまだまだの点がたくさんありますが、当ホームのスタッフは地域のみなさまのために新しいことに取り組んでいく姿勢を持ち、常に改善に向けて頑張ってくれています。
地域にグリーンホームがあってよかったと言ってもらえるようにこれからも努めてまいります。
今回は報告の機会をいただきありがとうございました。
(特別養護老人ホーム 施設長)

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