平成29年8月8日、9日、全老施協主催の役員セミナーに参加しました。
これからの介護は、尊厳と権利を保持、擁護しながら、健康寿命を延伸していく、科学的な根拠に基づいた自立支援介護にシフトされていくことになると言われています。
また、この4月には社会福祉法が改正され、社会福祉法人のミッションとして地域公益活動を行うことが改めて明文化されました。
当ホームにおいても、以前より地域貢献事業を推進するとともに、サービスについては、ただ預かるというだけではなく、ご入居者、ご利用者、ご家族の意向に添いながら、ケアの質にも着目した介護に努めており、徐々にその成果が現れてきております。
この平成30年4月には、介護保険制度と介護・診療報酬等の同時改定が行われ、国では住み慣れた地域の中でいつまでも暮らし続けることができるよう、地域、医療、介護、行政サービス等が切れ目なく、連携を図る地域包括ケアシステムを深化させていくという方針を掲げており、制度設計と合わせて、厚生労働省の審議会等において活発な議論がすでに始まっています。
高齢者福祉、介護サービスをご利用されている方々の支援をさせていただいている私たちは、日々みなさまのお声を伺っています。
ご高齢者、ご家族、地域のみなさまにとっても、そして最前線でより良いケアを提供するように頑張っている介護現場のスタッフにとっても、介護保険制度や地域包括ケアシステムがよい制度になることを望んでいます。
そのため、今回のセミナーでは、最新の制度動向や今後の考え方、公益法人としての責務等についてより深く学ぶために受講させていただきました。
当ホームのスタッフとともに、地域のみなさまに頼られる存在であり続けることができるように積極的に意見等をあげていきたいと思います。
(特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
役員セミナーに参加しました。
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