グリーンホームだより

平成29年9月9日、歯科衛生士さんに今年度3回目の訪問指導を行っていただきました。
今回のテーマは「血圧の薬と口腔ケアについて」でした。
全国で高血圧者は約4,300万人といわれており、30歳以上の男性の60％、女性の45％が収縮期血圧（最高血圧）と拡張期血圧（最低血圧）の両方またはどちらかが正常範囲よりも高い状態にあるとのことです。
そのような症状の方の中には、血圧の薬を服用されている方もいらっしゃいます。
血圧の薬のうちカルシウム拮抗薬では、歯肉の肥大がみられることがあるとのことで、それによりデンタルプラークが増加し、歯周病につながっていくとのことでした。
一見、関係がなさそうなことに見えても、専門職から見ると関連性が非常に高い状況と判断することも多くあります。
このような学び機会で得た知識を日々のケアに活かしていきたいと思います。
（特別養護老人ホーム　施設長）