平成29年9月25日(月)津市芸濃総合文化センター市民ホールにて、一般財団法人 福祉サービス評価機構 保健福祉部門 総括理事 奥住 浩代様によります「平成29年度 要介護認定調査員現任者研修会」に介護支援専門員3名で参加しました。
我が国の介護保険制度における要介護者又は要支援者と認定された人は、平成29(2017)年6月で637.0万人となっており年々増加しています。
私たちは鈴鹿亀山地区広域連合より業務委託を受け、要介護認定調査員として要介護認定業務に関わらせていただいています。
要介護認定調査員とは、要介護認定申請者の介護状態を判定するため自宅などを訪問し、厚生労働省の定めた要介護認定調査要綱を基にどれくらい介護を必要とする心身の状態であるかを調査する職員のことです。
短時間での調査を心がけ、申請者の介護の必要性を見極め、正確な状況を調査票にまとめる必要があります。調査項目は申請者本人の能力や介助の方法、認知機能、精神・行動障害、社会生活への適応など合計74項目あり、細かな状況を特記事項に記載しますので、本人以外にもご家族や立会人などは日頃の様子や行動などの具体的な内容をどんどん伝えてもらうとスムーズに調査が終わります。
今回の研修では、正確に聞き取る面接技法や各調査項目の基本的な考え方、特記事項の適切な書き方などについて非常に分かりやすく復習することができました。今後も常に公平公正な立場で正確な要介護認定調査が行えるよう取り組んでいきたいと思います。
(鈴鹿グリーンホーム居宅支援事業所 介護支援専門員)
学び・研修
平成29年度 要介護認定調査員現任者研修会に参加しました。
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