平成29年10月3日(火)、今日は鈴鹿市文化会館けやきホールにて開催された、介護の日市民講座に参加いたしました。
先日このグリーンホームだよりにもご紹介いたしましたが、これは鈴鹿亀山地区介護支援専門員協会が設立10周年を記念して主催されたもので、「私の暮らしとこれからの社会〜年齢を重ねても、住み慣れた場所で暮らし続けるために〜」をテーマに慶応義塾大学大学院教授の堀田聡子先生からお話を聞かせていただきました。
みなさんのお住いの地域はどのような場所ですか?生まれた故郷にお住いの方もいれば、嫁がれたり転居された先でお住いの方もいらっしゃるかと思います。そしてもしも病気やケガ、経済問題などの生活課題により、生きづらさと直面したときに、 その住み慣れた地域で住まい続けるためには、何が不足しているでしょうか?病院、施設、介護サービスなどの社会資源と挙げられる方も多いかと思いますが、今日の先生のお話では、そのような生きづらさから目を背けず、孤立させず、人と人とが関わりを持つことではないかというお話でした。
誰しも健康でありたい、病気や障害などにはなりたくないと思うのは当たり前ですが、人は生きていく上で確実の死に一歩ずつ向かっていき、必ずいつかは天寿を全うします。そのときに、どう地域や人と関わりたいか?自分の子供たちにどんな風景を残したいか?そう考えることが地域を誇りに思える、より魅力的で思いやりに満ちた社会につなぐ一歩ではないかという問いかけが大変印象に残りました。
私たちも介護・福祉の専門職であると同時に、この鈴鹿西部地域にて活動・生活する隣人として、これからも関係を紡いでいきたいと思います。
(居宅介護支援事業所 管理者)
学び・研修
介護の日 市民公開講座に参加いたしました。
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