グリーンホームだより

平成29年11月26日(日)、今日は鈴鹿市地子町にある社会福祉法人天年会 デイサービスセンターきらめきにて、三重県や鈴鹿市の担当職員さんや市内の福祉施設の職員の方々が集まり、福祉避難所の運営模擬訓練を実施いたしました。グリーンホームからは居宅ケアマネジャー２名とショートステイ相談員の計３名が参加させていただきました。

私たち鈴鹿グリーンホームをはじめ、鈴鹿市の多くの福祉施設は鈴鹿市との協定により、非常災害時には鈴鹿市の求めに応じ二次避難所を開設することとなっております。
住民の方々は災害時には地域の避難所(一次避難所)に避難いただきますが、その避難所では生活が困難な方(認知症のある方や障害や疾患により介護が必要な方など)は、その二次避難所(福祉避難所)へ移り避難生活を送っていただくこととなっております。

今日は福祉避難所に関する協定再締結に向けたワーキンググループでこれまでに検討された「福祉避難所設置・運営マニュアル(仮称)」に基づいて、実際の災害時を想定し福祉避難所の開設準備から実際の避難者受け入れの手順・対応について模擬訓練を行いました。
そして昼食には炊き出し班が作成した災害食の試食も行いました。お湯を注ぐだけで完成する白米や炊き込み御飯は意外に美味しくて食べやすいと感じました。

今回の訓練を通じさまざまな課題や問題点が挙げられました。今後それらをさらにマニュアルに盛り込むとともに、本当に災害が発生したときに活かせるよう、取り組んでまいります。

災害はいつやってくるかわかりません。平時の取り組みが大切です。みなさまも被災したときの避難場所の確認や、各ご家庭での食料品やお薬・歯ブラシ・衣類・おむつや生理用品等の備蓄品の再確認を今一度よろしくお願いいたします。
(居宅介護支援事業所 管理者)

鈴鹿市防災情報（鈴鹿市ホームページ内）