本格的な冬が到来する12月、年末に向けて体調を崩さないように注意したいところですね!冬は外気温と体温の温度差が大きくなるので、体温を保つために必要となるエネルギー量が夏よりも増加しています。いつも通りの食事をしても栄養不足になりやすいので、栄養バランスに注意して「低栄養」にならない食生活を心がけることが大切!高齢者に多くみられる「低栄養」とは、栄養摂取量が減り、慢性的にエネルギーやタンパク質が不足している状態のことをいいます。これが続くと体重や筋肉量が減っていき、歩行など日常生活の活動量の低下や、免疫力が低下して感染症や肺炎などの病気にかかりやすくなります。食事のポイントとしては、3食しっかり食べる(1度に十分な量が食べられない場合は数回に分けて)。肉・魚・卵・大豆製品などタンパク質を多く含む食品を毎食おかずに1品入れる。コップ1杯の牛乳またはヨーグルトなどの乳製品を1日1回とる。ごはんはしっかり、野菜はたっぷりめに。水分不足にも注意。です!食欲がない時や体調不良の時は、栄養補助食品(飲料、ゼリー類など)を利用するのも良いです。そして筋肉を維持・増加させるためにも適度な運動(ウォーキングなど)を取り入れれば、予防策はバッチリではないでしょうか(^^) 年末年始も皆様健康で元気に過ごしていただきたいです☆
(鈴鹿グリーンホーム 管理栄養士)
特養(特別養護老人ホーム)
特養・ショートステイ 12月1日~15日の献立です。
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