グリーンホームだより

平成26年12月26日、27日、恒例の餅つき大会を開催しました。
鈴鹿グリーンホーム周辺の地域では今でも、この時期に蒸籠でもち米を蒸して、臼と杵で餅つきをするという風習が残っています。以前、ご利用者にお伺いたした時には、みんなが寄って1日かけて10臼（30㎏！のもち米です）は搗く（驚）というようなことをおっしゃって見えました。
そのため、デイサービスセンターで餅つきを始めた頃は、いろいろなことをご利用者に教えていただき、スタッフも回を重ねるごとにだんだんとわかってきて、今では要領よくできるようになりました。
こづき(杵で米をつぶす)をして、みなさんの掛け声とともに、餅つき開始！「よいしょー！よいしょー！」と声も大きくなっていきます。搗き手と手返しの呼吸が大切です。そうしているうちにだんだんお餅になっていくのがわかります。
搗きあがったお餅は、おやつのあんこ・きなこ・おろし・砂糖しょうゆ・菜もちと、高山市・飛騨市で見かける正月の装飾品「花餅」になりました。
クリスマスが終わったばかりですが、美味しいお餅を食べて、花餅を飾ると一気に迎春ムードになりますね。

※デイサービスセンターでは、もち米と上新粉を用いてお餅を作ります。こうすることで歯切れのよい、軟らかいご高齢者向けのお餅になります。