みなさまは「リコール」という言葉をご存知ですか?
リコールとは「設計・製造上の過誤などにより製品に欠陥があることが判明した場合に、法令の規定または製造者・販売者の判断で、無償修理・交換・返金などの措置を行うこと」です。簡単に言うと「使い続けたら危険な欠陥製品を回収・修理・交換するので教えてください」と業者が対応することです。
リコールの対象となった製品は使用を続けると大変危険です。ですが中にはそのことを知らずに大切に使い続けている方も多くいらっしゃいます。
リコール情報は新聞やテレビなどで時折目にすることもございますが、グリーンホームをはじめ私たちのような福祉施設には、時折郵便でこのように「施設でお使いではありませんか?」とリコール情報が届きます。
今日は先日届いた4社の製品をご紹介いたします。
① TDK株式会社製「スチーム式加湿器」4種:ヒーター部の不具合により、最悪の場合発火・発煙(火災事故)に至る恐れがあります。
② 積水化学工業株式会社製「ポータブルトイレ」7型番:1996年10月から2002年6月までに製造・販売したポータブルトイレの一部で、転倒などの際にひじ掛けと背もたれのすき間(約10cm)に頸部を挟まれた事故(死亡事故2件を含む)が発生しております。
③ブリジストン化成品株式会社製「温熱敷きふとん」10製品:温熱敷ふとん本体の発熱体にしわ(ズレ)が生じて異常発熱し、発煙・発火に至る恐れがあります。
④日立製「ふとん乾燥機」4種:電源コードに無理なストレスが加わることにより電源プラグ根元部が断線し、ごくまれに発煙・発火する可能性があります。
いずれの製品も使用を続けると事故や火災につながる可能性がある製品です。みなさまのご家庭に使用していないか?あるいは使っていなくても押入れや納屋などに大切に仕舞われていないか?一度気にかけていただければと思います。
もちろん上記の会社が販売している製品が全て危険というわけではありません。どの製品がリコールに該当しているかについて、詳しくは掲載しているパンフレットをご参照ください。
リコール情報などは以下のサイトでも適宜情報発信されております。みなさまどうぞご参考にしてください。
(居宅介護支援事業所 管理者)
お知らせ
日用品のリコール情報について(みなさまへの情報提供)
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