平成30年2月23日(金)、鈴鹿市文化会館にて開催されたバイタルリンクの説明会に参加いたしました。
「バイタルリンク」とはNTT Electronicsが開発、帝人ファーマ株式会社が発売する在宅患者情報共有システムで、在宅医療における多職種間の情報共有ツールとして鈴鹿市や鈴鹿市医師会などが中心となって導入の準備が進められております。
在宅にて生活されている要介護状態にある高齢者など、ケースにもよりますが多くの関係者が関わって生活を支えることもございます。その関係者としては、主治医の先生・訪問看護の看護師さん・訪問介護のヘルパーさん・薬剤師の先生・リハビリの先生・担当するケアマネジャーなどが挙げられます。現在はその関係者同士の情報共有は電話やFAX・相互に訪問するなど、いわばアナログ的な対応となっております。
それがこの「バイタルリンク」というシステムを活用することで、インターネット上で情報共有することが可能となります。例えば訪問したヘルパーさんが床ずれを発症しているのを見つけた際に写真を添付して関係する他の専門職へその場でスマートフォンなどからすぐに情報を送ったり、それを見た主治医の先生から各関係者へ一斉に指示を出したり他の必要な情報を関係者へ求めることも可能です。
LINEなどソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の掲示板やグループトークのようなイメージとお考えいただければわかりやすいかと思います。
当事業所でもこのようなシステムを活用することで、利用者の方にこまめな対応ができるよう各関係者との連携強化を図っていきたいと考えております。
(居宅介護支援事業所 管理者)
学び・研修
「バイタルリンク」説明会に参加しました。
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