平成30年3月10日、歯科衛生士の先生による講習を受けました。講習は今回で8回目となります。
いつまでも健康で暮らしていく為には、お口の健康が維持できていることが大切です。楽しく、美味しく、自分の歯でしっかり噛むことで充実した食生活を送ることができます。
加齢に伴い高齢者の口腔内は、唾液の分泌の減少や顎や舌の運動機能の低下、歯肉の退縮などのトラブルを抱えやすい状態になっています。トラブルの原因はさまざまですが、トラブルを発生させない為にも、日々の口腔ケア、観察が大切になってきます。
日本人の死因の第3位が「肺炎」です。肺炎で亡くなる高齢者の多くは誤嚥性肺炎が原因であると言われています。誤嚥性肺炎は、本来空気が入る気管に食べ物や唾液が入ることによって引き起こされます。口腔内の残渣物が原因となることもあります。
毎回この歯科衛生士の先生から学んだことを日々の支援の中に活かし、入居されている方々のお口の健康を維持していけるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。
(特別養護老人ホーム 主任)
学び・研修
第8回歯科衛生士講習
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