グリーンホームだより

平成30年7月20日、三重県医療保健部ライフイノベーション課と三重銀総研様に訪問いただきました。

今、三重県ではみえライフイノベーション総合特区（※1）において、高齢者関連では「認知症ケア製品等開発・普及加速化事業」を進められており、みえ福祉第三者評価でお世話になった三重銀総研様を通じて、認知症高齢者ケアに関する課題についてのヒヤリングに協力させて頂きました。
在宅介護力の低下や生産年齢人口が減少している状況においては、従来のような人手のみを頼りにした方法はどこかに負担が生じます。そこで、私共といたしましては、できる限り、認知症高齢者にも優しいもので、さらに関わる方の負担も軽減できるものをということをご提案させていただきました。
また、1つの製品に対して、1つの視点・効果ではなく、複数の効果や役割等の価値を付加したものがよいのではないかということも併せてご提案させていただきました。

今後、認知症高齢者の増加が予測される中、ご自宅で、住み慣れた地域の中でその方らしい生活ができるように、これからも微力ながらご協力することができればと思います。
（～私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます～ 鈴鹿グリーンホーム 施設長）

※1…三重県内に整備されている医療系ネットワークを活用し、患者の医療情報を統合した医療情報データベースを構築するとともに、研究開発コーディネート機能等を備えた「みえライフイノベーション推進センター（ＭｉｅＬＩＰ）セントラル」（三重大学内に設置）及び地域の特性を生かした産業創出を支援する６つのＭｉｅＬＩＰ地域拠点を設置し、県内で医薬品や医療機器等の研究開発を行う環境を整備します。
医療情報データベースやみえライフイノベーション推進センターの活用と規制緩和策などにより、画期的な医薬品、医療機器等の創出、企業や研究機関の県内への立地促進、雇用の拡大などにより、県内企業・大学等の活性化や県内経済の活性化を生み出すなど、三重県がライフイノベーションに寄与する地域になることをめざします。
（「三重県ホームページ」より）