去る平成30年8月8日(水)に、施設にて定期的に実施している、緊急メール送信訓練を行ないました。
鈴鹿グリーンホームでは、事故や災害の際に職員へ速やかな指示や相互連絡が取れるように、携帯電話のメール機能を使った「緊急メール」を整備しております。電話による緊急連絡網を補助する形で活用しており、短時間で多くの職員へ一斉に指示や情報が送れるメリットがございます。
今回の訓練では、登録している職員85名に対し、夜7時00分に一斉に訓練メールを送信し、メールにて添付した画像を確認して返信するようにと指示を出しました。その結果、当日中に7割近くの職員から返信がありました。職員のみなさんご協力ありがとうございました。
今は職員の大半がスマートフォンを使用しています。メール機能で画像を添付することにより、例えば地域の中で行方不明となった方を探す際の顔写真や、情報をまとめたシートの写真を撮って送ったり、大規模災害の際にその様子を写真で送ることで、状況をより早く正確に伝達することも可能となります。
今回はこれまでの送信訓練よりも早い時間での実施であったため、みなさんからの返信率も高いのでは…?と予想しておりました。ところが送信直後の返信率は思ったほど伸びず(それでも最終的な返信率は80%を超えております)、むしろ送信が遅い深夜の時間よりも、家事や余暇等で活動している比較的早い時間の方がメールに気づきにくかったのではと考察いたしました。
鈴鹿グリーンホームにてこの緊急メールでの連絡体制をとるようになってから4年半が経ち、この緊急メール送信訓練も年に数回実施しておりますが、回数を重ねるたびに新たな発見・気づきもございます。
これからもご利用者されているみなさまの安心できる生活につなげられるよう、事故や災害に備えこのような情報伝達訓練などを定期的に実施いたします。
(鈴鹿グリーンホーム 防火管理者)
活動・コラム
緊急メール送信訓練を実施いたしました。
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