平成30年10月4日、全国老施協主催のトップセミナーに理事長と私で参加しました。
今年度の介護報酬改定は、前回のマイナス改定が運営に大きな影響を与えていたこと、そして、介護に従事している職員の処遇改善を進める必要があること等から、0.54%のプラス改定で決着しました。しかし、介護の質の評価・指標、要介護1・2の方の給付のあり方、医療介護連携、介護保険給付対象サービス中に対象外サービスを提供する混合介護、そして一番の課題である高齢者の急増と生産年齢人口の急減など、多くの課題が積み残されています。
私たちが加盟している各団体からの提案、行政と事業者による実証実験、ICTやロボット、AIなどのテクノロジーの利活用、介護業務の切り分けによるタスクシフティング等、国も課題を解決するべく進められていますが、結論はまだ出ておりません。
当法人も未来の介護について仮説を立て、できうる限りの施策を進めているところです。一定の効果が出てきているものもありますが、効果がわかりにくいものも多くあり、見える化に向けて手探りをしている状況です。
今回、トップセミナーを受講し、理解を深めることができましたので、今後の運営に活かしていきたいと思います。
(~私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます~ 鈴鹿グリーンホーム 施設長)
学び・研修
トップセミナーに参加しました。
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