グリーンホームだより

今、全産業的課題として、生産性向上・働き方改革があります。
これは、生産年齢人口急減社会が予測されていること、長時間労働の是正等、個々のライフステージに合わせた働き方が求められていること、などによるためです。
その中でも、介護業界は他産業と比較して、ICTやロボット・AIなどと連携させるシステムの導入が遅れている面があり、当法人も新しいテクノロジーの介護現場への実装に向けて取り組んでいます。
そこで今回、リコージャパン株式会社様が主催する「Value Presentation 2018」に2名で参加し、最新のテクノロジーを学びました。
私たちが導入に向けて、持っている大きな課題は「サステナビリティ―（持続可能性）」です。システムを導入するには、大きな費用が必要であり、また、介護だけでなく、様々な業務との連携が取れるツール（道具）として、また働き方改革につながるものでなければ、社会構造の大きな変化には対応することができません。
各セミナーを受講し、IT関連業者のブースでシステム等の説明を受けましたが、テクノロジーは相当進んでおり、刺激的な内容のものばかりで、私たちが描くKaigoにどのように実装していこうかと想いをめぐらせております。ホームに持ち帰り報告し、検討を進めていきたいと思います。
（～私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます～ 鈴鹿グリーンホーム 施設長）