グリーンホームだより

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地域共生社会実現フォーラムに参加いたしました。
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平成31年2月15日(金)東京表参道ヒルズで開催された地域共生社会実現フォーラムに参加いたしました。このイベントは公益社団法人全国老人福祉施設協議会とNPO法人Ubdobe(音楽×アート×医療福祉を通じてあらゆる人々の積極的社会参加を促進することを目指す団体で「ウブドべ」とお読みします)とが、初めてのコラボレーションイベントとして開催されたものです。

厚生労働省が目指している地域共生社会とは、少子高齢化や人口減少が進むなかで、医療・介護・障害・子どもなどの各福祉制度ごとに縦割りで整備された支援制度を見直して、住み慣れた地域で誰もが役割を持ち、支え合うことで自分らしく生活を送れる社会です。

私たち社会福祉法人鈴鹿福祉会は高齢者福祉の分野を中心に活動しておりますが、病院と連携した入退院支援や障害者雇用・高齢者と地域の保育園との交流など、医療・障害・子どもの各福祉分野と連携する場面も多くございます。また地域に目を向けると、男性女性老人子ども、他の地域から引っ越してこられた方や、海外出身の方など様々な方が集い生活をしています。それらの方々が地域の中で集いともに社会を生きて行く「地域共生社会」とはどういったものでしょうか?

今日のフォーラムでは、全国各地の地域共生社会の実現に向けて地域で活動する各種団体の先進的な取り組みについてお話を伺いました。NPO法人や株式会社など、これまで私たちが地域の中で福祉と考えて展開する事業とはまた異なった、我々には思いつかないような切り口での地域共生社会を実現している方々ばかりで、正直目からウロコで驚きの内容ばかりでした。誰もが自分の役割を持って地域の中で当たり前のように関わりを持って生活を送る。言葉にすれば簡単ですが、それを具体化しようとすると様々な「当たり前」の形が見えてきます。今日のお話を聞く中で、その当たり前が「その地域らしさ」と言うものではないかとおぼろげながら理解できたように感じます。

地域共生社会は短時間にできるものではありません。じっくり時間をかけてみなさん自身で「我がごと」として考えていかなければならない問題です。
私たちも福祉の専門職であると同時に、地域の中で共に時間を過ごす地域の構成員とも言えます。共に過ごす地域をどう良くしてしていきたいか?これからも皆さんと一緒に考えていければと思います。
(居宅介護支援事業所 管理者)

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