グリーンホームだより

平成31年2月20日、特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービスにおいて、消防訓練(総合訓練等)を実施しました。
社会福祉施設は心身に障がいのある方が入居・利用されており、入居型サービスでは、特に夜間においては職員数が少なくなることから、みなさまの生命を守るためには定期的な消防訓練を実施することが重要です。

今回もそれぞれの建物で火元を想定して、実際に火災が発生した時に、落ち着いて通報できるか？火災の発生を他のスタッフに速やかに伝達できるか？消火器を用いて正しい手順で初期消火ができるか？煙に巻かれたり、延焼しないように排煙窓を開放したり、避難するときに扉を締めて、炎を閉じ込めていくことができるか？避難を行う際に火元から遠い避難口を選び、スムーズに誘導できるか？非常スロープから安全に避難する方法は？などの課題をひとつひとつシュミレーションや体験を行いながら実施しました。
また、地震が発生により火災が発生することがありますので、地震・火災を分けて考えるのではなく、同じ体制をとっていくことが必要です。
そのために火災の発生を想定して繰り返し訓練を行うことがとても大切です。
地震は予防できないため「減災」することが求められますが、地震によるもの以外の火災は予防できる災害です。日々、消防用設備や熱源となる機器、コンセントプラグ・コードなどの点検、定期的な清掃などを行うことにより、「火災を起こさない」という意識をもって努めてまいります。
《特養・デイサービスセンター防火管理者》