グリーンホームだより

平成２７年１月３０日（金）県立総合医療センターの一般健康講座に居宅介護支援事業所のケアマネジャー２名とショートステイ相談員１名が参加させていただきました。今回の内容は「脳梗塞ってこんな病気」でした。

脳卒中は寝たきりとなる原因の約３割と最も多く、ひと言に脳卒中といっても脳梗塞や脳出血・クモ膜下出血などいろいろな種類があります。それらについての違いや治療方法、県立医療センターで取り組まれている治療体制についてご説明いただきました。
脳卒中を発症した際には程度にもよりますが、「麻痺」や「ろれつが回らなくなる」「痛みなどの感覚障害」「できていたことが急にできなくなる」「視野が欠ける」などの症状が現れ、ひどい場合は「意識障害」をおこすこともあります。そしてそのような症状が現れた際はすぐに治療することが重要で、できるだけ早く医療機関を受診する必要があるとのお話を聞かせていただきました。

また県立総合医療センターは急性期治療を行う病院であり、ある程度回復され更に入院が必要な場合はリハビリ等を主に行う回復期の病院へ転院が必要となります。そこでリハビリを行いながら在宅復帰を目指す際には、私たちケアマネジャーや介護サービスの担当がご支援させていただく場面も多くございます。
今日の研修内容を踏まえ、みなさんが安心してご自宅にて生活していただけるよう、私たちも知識を深めていきたいと思います。

なお本日の研修は一般向けの講義と言うこともあり、大変わかりやすい説明・内容でした。県立総合医療センターでは定期的に無料で一般向け講座を開催されており、来年度も４回予定されているそうです。みなさんも興味がございましたら是非ご参加ください。