グリーンホームだより

学び・研修
第16回日本高齢者虐待防止学会に参加しました②
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2日目は、全体会、分科会を聴講しました。
昨日はヤングケアラー、ダブルケアラーの講演、本日は大会テーマであるセルフネグレクト(自己放任:緩やかな自殺と考える)の状況やアウトリーチ等の支援について学びました。
助けを求めない方への支援をどのように行っていくか、またその入口として状況把握ができているか、地域福祉力の低下が見られる近年、関係機関の部署の連携と援助者の一人である私たち専門職の大きな課題になっています。
また、就職氷河期世代の無業等の子(不安定な生活:2019年調査において1.45%、全国で61.3万人と推計)とその親(介護)の問題について、今までなかなか手がつけられていなかった問題が表面化してきています。
これらの事例について基本のところから改めて学ばせていただきましたので、学びを実践につなげていきたいと思います。
このような方々は、制度や各機関の業務の谷間にいる方も多いので、私たち専門職も意識の範囲を広げて、適切な支援、関係機関への連絡等をスムーズに行うことができるよう取り組んでいきたいと思います。
今回もランチオンセミナーにも参加し、「ネグレクトへの予防介入のポイント〜アセスメントツールを活用して〜」を聴講しました。
研修空き時間の中で自主的な学びの時間をつくる工夫は、私たちも参考にしていくべきでないかと、いつも思います。
(“We will continue to be trusted by the community” 鈴鹿グリーンホーム 施設長)

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