グリーンホームだより

学び・研修
令和元年度 西部包括支援センター研修会に参加いたしました。
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令和元年10月11日(金)第1回医療法人誠仁会地域連携室ゆいま~る(介護事業部)および鈴鹿西部地域包括支援センター合同研修会に参加いたしました。本日の研修テーマは「成年後見制度について」で、鈴鹿市社会福祉協議会権利擁護グループのグループリーダー田中浩樹様、鈴鹿西部地域包括支援センターの社会福祉士玉井巧輔様を講師として、制度の話や実際に制度に結びつけるまでの支援の流れなど、事例を踏まえてわかりやすくご説明いただきました。

成年後見制度とは精神上の障害(知的障害・精神障害・認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように家庭裁判所に申し立てをして、その方を援助してくれる人(成年後見人)をつけてもらう制度です。本人の判断能力に応じ「補助」「補佐」「後見」の3段階の類型に区分されます。
現在鈴鹿市内で成年後見制度を利用されている方は後見類型で244件、補佐類型で33件、補助類型で22件いらっしゃるそうです。

令和元年4月より新たに成年後見申し立て書類の中に「本人情報シート」というものが添付を推奨されることになりました。(なくても申し立て自体は可能です)これまでは医師の診断書を中心とした財産管理に主眼を置いた書類構成でしたが、今後はこの「本人情報シート」をもとに身上監護の視点をより深め、本人の能力に即した制度活用につなげたいとの意図があるとのご説明でした。
この「本人情報シート」は本人の生活を詳しく知り日頃サポートをしている福祉関係者が作成することとされており、今後私たちケアマネジャーも成年後見制度申し立ての中で「本人情報シート」の記載を担う場面も多くなることが予想されます。

今後もこのような研修会を通じて、関係する地域のみなさまに各種制度を適切にご活用いただけるよう、知識を深めたいと思います。
(居宅介護支援事業所 管理者)

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