今、当法人ではICT(情報通信技術)やロボット、機器を積極的に利活用した介護を進めています。それは、ご高齢者が増加し、働き手が減少すると、介護サービスを利用したくても利用できない状況を防いでいきたいからです。
当法人では、以前から、「非接触型・自動型の記録ができないのかな?」「スカウターのような道具があったら着けたい!」「介護の仕事で時間と場所を選ばない働き方というのは可能なのかな?」「ロボットを使っていてヒヤリとしたこと(危険だったこと)ってないよね」「インカムって、ホント使えるよね」など、スタッフとよく話をしています。
でも、必要な技術はそれぞれ開発されているのですが、1機器・1システムという縦割りになっていて、介護現場で使いやすいモノとなっているかというと全くそうではありません。
そのため、今回、三重県ライフイノベーション課様、メーカー様と見守り支援機器について、どういうモノがあればよいのか、何が障壁となっているのか、現在のテクノロジーの限界点は・・・など、メーカーの方からの説明を伺い、意見交換をしました。
介護現場から求めるモノを直接、技術者にお伝えしていくことは技術の進歩にもつながると思いますし、ご利用者、スタッフにとってもお互いに良くなっていくと思います。
これからも、様々な課題を発信し続けていきたいと思います。
(“We will continue to be trusted by the community” 鈴鹿グリーンホーム 施設長)
活動・コラム
見守り支援機器について意見交換をしました。
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