グリーンホームだより

学び・研修
アドバンス・ケア・プランニングの研修会に参加しました。
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令和元年12月5日(木)、三重県老人福祉施設協会主催の研修会に職員2名で参加いたしました。今日の研修は「ACP〜人生の最終段階・自らが希望する医療・ケアを受けるために」というテーマで医療法人尚徳会 ヨナハ在宅ケアセンターの花井裕子センター長のお話を聞かせていただきました。

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは「自らが望む人生の最終段階における医療・ケアについて、前もって考え、医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い共有する取り組み」で、昨年厚生労働省はこのアドバンス・ケア・プランニングの愛称を「人生会議」としたことをご存知の方も多いのではないでしょうか?(吉本芸人の小藪千豊さんのポスターで最近世の中を賑わせていましたね)

命の危険が迫った状態になると、約70%の方が医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。ところが厚生労働省の意識調査では多くの方が事前にそのような話をしておくことが大切と理解していても、実際に周囲の方に意思を伝えたり話し合ったりしている方はわずか3%程度しかいなかったという結果だったそうです。

人間誰しもやってくる天寿を全うするその時に、自分らしくいい人生だったと思えるような最期を迎えるためには、お元気な時に自分の意思を周囲に伝えておくことが大切です。

私たちもそのような方々をお支えする立場として、今日学んだことを参考に必要な方に適切な助言ができるよう、今後も努めたいと思います。

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について深く知りたいという方は、下記のリンクより厚生労働省のホームページをご覧ください。
(特別養護老人ホーム 生活相談員・居宅介護支援事業所 管理者)

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