グリーンホームだより

学び・研修
アドバンス・ケア・プランニングの勉強会を開催しました
人物のアイコン

令和2年3月25日、特養内の介護スタッフ、看護スタッフでアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)の勉強会と「もしバナゲーム」をしました。
 アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)とは、万が一の時に備えて、あなたの望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちと話し合ったりするプロセス(過程)を言います。
 まだ世間ではこのアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)の認知度も低く、「死」をテーマに介護現場で関わっていくことはタブー(不浄なこと)と感じてしまいます。
私たち介護・医療スタッフの中でさえも大半が自分自身の最期をどう迎えたいか等の心の準備ができていません。そんな中で千葉県にある亀田総合病院の医師が作った「もしバナゲーム」を見つけました。このゲームは重病の時や死の間際に「大事なこと」として人が口にするような言葉が記してあるカードを使い、余命半年の想定で大事な言葉を選び、自分自身の考えや一緒にプレイするグループメンバーで語り合うゲームです。具体的な言葉が記されているため、より具体的に自分自身の最期を考えることができていました。グループで自分や他者の意見を交換することで新たな視野が広がったり、前向きに考えられたりしていました。そして徐々に参加者同士の会話も弾み、何故か「死」をテーマに会話をしているのにとても楽しい時間を共有することが出来ました。
今回の勉強会で得た知識や感覚、感情を大切にして入居者一人ひとりの要望を日常から汲み取れるようアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)に取り組んでいきたいです。
(特養係 生活相談員・介護支援専門員)

この記事に対して・・・

ええな~!
0 人が「ええな~!」
と言っています。
ワーク・ライフ・バランスの取り組みについてワーク・ライフ・バランスの取り組みについて
スタッフ募集!!スタッフ募集!!

Copyright © 2017 社会福祉法人 鈴鹿福祉会
鈴鹿グリーンホーム All rights reserved

プライバシーポリシー