グリーンホームだより

当ホームでは各ユニットでユニットケアを展開するために、4つのセクション53項目からなる「ユニットケアチェックリスト」を作成して、ユニットリーダーが毎月点検を行っています。
1セクションめは「個別ケアの基本について」、5項目あります。
➀老人福祉法第33条を理解してケアを行っている。
➁24時間シートを作成している。
➂入居者毎に24時間の暮らしのデータをとり、ユニット毎に一覧化している。
➃ユニット毎に入居者の暮らしに合わせたシフト表を作成している。
➄法人理念や施設の方針は、わかりやすいもので職員に徹底している。

当ホームでは、第1セクションは基本なので、これらに取り組めていないと第2セクションには進めないと考えています。

➀の第33条(＝施設の方針)と➄の法人理念は、ホーム内での掲示やホームページ・パンフレットに掲載するだけでなく、会議時の確認や唱和、就業規則・職員証に記載するだけでなく、各種書類やFAX送信表など、考えられる限りいろいろなところに記載して、スタッフも外部の方も目に触れる機会を増やすようにしています。(スタッフの浸透率も高いです。)※3枚目・4枚目の画像
➁と➂については、以前は紙媒体で介護記録や24時間シートを作成していたのですが、一覧化するということがとても難しかったため、平成28年からデバイスにタブレットなどを用いた介護看護記録システムを導入しました。そうすることで、必要な項目を抽出でき、一覧化する作業が容易になりました。(このことがICTを導入したきっかけの一つでもあります。)※1枚目・2枚目の画像。2枚目の画像は翌日の予定画面です。
➃については、考えられるシフト数十パターンを就業規則で規定していて、各ユニットのご入居者の生活リズムに合わせてシフトが組めるように工夫しています。

（「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム　施設長）