グリーンホームだより

活動・コラム
眠りSCAN+Dfree+介護看護記録システム→FUTURE
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見守り支援ロボット眠りSCANをマットレスの下に敷くと、睡眠・覚醒・呼吸・心拍数・離臥床の状況を数字やイラスト表示により手元で確認をすることができます。
排せつ予測デバイスDfreeを使用すると、超音波測定により膀胱内の尿量を検知し、この情報も手元のタブレットに知らせが入ります。
介護看護記録システムとこれらを足し算するとどうなるか…。

今、ホームでチャレンジしようとしていることは、
ご入居者は夜間は安眠したい。でもトイレに行きたくなったら、その時には支援をしてほしいという希望がある。
ケアワーカーは、ぐっすり休まれているところを邪魔したくない、でも適切なタイミングで支援をさせていただきたい。
この関係は同じように思えますが、実際の介護現場ではなかなか難しく、当ホームでも課題の一つとなっています。それは、トイレに行きたくなる時間と、眠りが浅い又は覚醒される時間とが毎回同じタイミングとは限らないからです。ここが経験と勘ではなかなか越えられず、すごく難しいことでもあるために、支援はバッチリですとは言えない理由の一つになっています。
そこで、眠りSCANとDfreeを組み合わせて、スタッフがその情報をリアルタイムで知ることができれば、ご入居者もケアワーカーも、ともに負担が減って、よりよい生活環境・労働環境になるのではないかとのねらいをもっています。
モノとモノとがつながる「IoT」。この3つの機器を組み合わせた取り組みは全国初(全くの当ホームオンリーワンの取り組みであります)になります。これらの3つのメーカーの機器を駆使した方法は全く前例がない手法ということで、現在のテクノロジーの持てる技術限界ギリギリ、かなりハードルの高い取り組みとなりますが、どのような結果になるのでしょうか。今からドキドキしています。
結果報告は数ヶ月後に、真っ先にこのホームページでさせていただく予定です。

(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
※現状既にあるものをそのまま与えられて使うということも必要ですが、それはチャレンジには当たらないと捉えています。何か工夫し又は想像・創造し、或いは改善を提案したりして、新たな使い道を見出していくプロセスがチャレンジだと思っています。
そうしていくことで、スタッフは自信がつき、成長し、時代から必要とされるスタッフになってくれると思っています。たった一つのことでもいいので、プロフェッショナルになってくれるとよいと考えています。

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