グリーンホームだより

当法人の経営理念は、「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」です。
とてもシンプルで覚えやすくて私もスタッフも気に入っていますが、今から10年前の平成22年度に新たに設定しています。当時、明確に理念といえるものはなく、理念は組織づくりの一丁目一番地ということで、組織改革の最初に理事長自ら設定しています。今では95％くらいの理解率になっています。
100%を目指していますが、なぜ95%なのかといいますと、実はシンプルであるが故に意味が深く、「理解していますか？」との職員アンケートの質問では「果たして自分は本当に理解ができているのかなぁ？」と考えるようです。
そのため、昨年アンケート調査終了後に特養ケアワーカーに説明をしています。
特にその中でも、昨今、「地域」の概念が大きく変化してきているように思っています。
もちろん、この鈴鹿市西部地域で私たちの支援を必要とされている方々は当然のことですが、今は、遠距離に居を構えられていたり、単身赴任・長期出張等、ご家族が近距離にいらっしゃらない方も増えています。また、連絡や相談、近況報告などについては従来の電話やおたよりに加えて、webを活用することによって、さらに場所（時間も）を選ばなくなってきているように思います。（海外からのホームページへのアクセスが増加してきていることからもそのように感じています。）
私たちの「地域」の概念＝「私たちの支援や介護福祉サービスを必要とされている方々が住まわれているところ」という整理をしています。
（特別養護老人ホーム　施設長）