グリーンホームだより

平成27年4月22日、新規採用職員を対象とした消防訓練(部分訓練)を行ないました。
介護が必要な高齢者が利用される施設ですので、ご自身で避難できない方が多くみえます。
「火災を起こさない」ことはもちろんですが、火災が発生した場合の初動体制(初期消火・通報・避難誘導)をいかに早くとれるかが、利用者の生命を守る大切なポイントとなります。
今回、消火器の設置場所と使用方法、消火方法、その能力や通報の方法を学んだ後に、避難訓練を実施しました。
実際に火災が発生すると、火元や発生時間によって、対応や避難経路は変わりますので、職員はその時々に応じた適切な判断が求められることになります。火災発生時を想定した訓練を実施するにより、その際の行動を理解することができますし、平常時の危機管理意識の向上を図り、火災を起こさないという気持ちを養うことができます。
定期的な訓練を行なうことにより、みなさまが安全に利用していただくことができるよう努めてまいります。
(特別養護老人ホーム・デイサービスセンター　防火管理者)