当法人では、地域の高齢化率が既に10年後の鈴鹿市全域の予測と同じような状況になっていることと今後の生産年齢人口減に対応していくべく、4年前からICT・介護ロボット、高年齢の方々等への業務分担を進めています。
そのような中、先日、ウィズ(with)コロナについて書かれている資料を読みました。
今回のことで、仕事の方法を大きく変化することに迫られ、10年くらい時代が一気に進むことになったと。介護分野については、スタッフを集中させすぎない(人手に頼りすぎない)介護、ICT・介護ロボットの有用性について書かれていました。
確かにスタッフに風邪症状が見られる場合は、以前から出勤を見合わせるなどの措置をとっていましたし、今はもっと厳格になっています。また、面会についても以前と同じようにはなかなか戻れないでしょうし、お元気な高齢者への介護予防教室や大人数が集まるイベント、会議、研修なども当面は開催や受講しにくいですよね。これから一定期間(それ以上)続いていくのではないかと思っています。
そう考えてみると、今まで取り組んできたことは、最初に書かせていただいた理由だけでなく、実は新型コロナウイルス対策の一つにもなってたのですね。コラムを読んで、全くの偶然ですが、方向性が合っていたことにとても驚きました。私たちと違った視点を持たれている専門家の方々の意見は本当に参考になります。
この観点もプラスして、早速、現在の事業計画の中身の濃淡を検討してみようと思います。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
※リンクは、三重県発表後、5月30日に追加しました。
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