グリーンホームだより

活動・コラム
介護看護記録ソフトの便利さについて
人物のアイコン

三重県老人福祉施設協会による令和元年度会員調査では、35.7%の施設・法人が何らかのICTテクノロジーを用いて記録業務を行っており、34.7%が導入を検討しているとの調査結果が出されています。この数字を見ていただくと、ずいぶんと介護のイメージも変わってきたと感じていただけると思います。
当ホームでは介護や看護の記録を平成28年からPCやタブレットを用いて行っています。現在は、介護、看護、生活相談員、ケアマネジャー、機能訓練指導員、管理栄養士等のスタッフがSurfaceかノートPCのいずれかを使用していて、持ち運びも楽です。
それまでは手書き・紙ベースで記録をしていましたが、導入から2か月で完全移行ができています。(さらに令和元年12月に今のシステムに変更しました。)
2か月で移行できたということは、スタッフの頑張りということも大きいですが、「使い勝手がよい」「便利」というところが大きいと思います。
具体的には、
①記録時間が短縮される(記録業務効率化)
➁文章を作成能力をあまり問わない(チェック式・数字の入力、文例登録、予測変換機能など)
➂時系列を気にせずに記録できる(入力時間が前後してしまってもデータ上では時系列に整理してくれる)
➃日誌→個人記録への転記、個人ファイルへの綴作業が不要(事務作業負担軽減、ペーパレス化など)
➄1デバイスで必要な書類を記録・閲覧・共有・連携できる(冊子が複数要らない・情報共有効率化など)
⑥共通の項目(介護保険被保険者証情報等)をそれぞれの書類に都度記入することがなくなる(事務作業負担軽減など)
⑦必要な項目だけを抽出・一覧化できる(専門職が必要なデータが見やすい、ケア等を最適化しやすいなど)
⑧音声による入力が可能(手入力よりも早く記録できるなど)
⑨ID・パスワードが設定されているため、いつどのスタッフが入力したかが分かる。(確認サイン・押印等が不要)等、これらがそれぞれの端末で可能なため、便利ということです。
また、このほかに介護ロボットからのデータの受信、外国介護人材に対応した母国語での入力・翻訳機能の活用、NAS(ネットワークストレージ)を活用した情報共有・ファイル連携、ホーム外での記録業務が可能など…まだまだ活用できる可能性があります。

(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)

この記事に対して・・・

ええな~!
20 人が「ええな~!」
と言っています。
ワーク・ライフ・バランスの取り組みについてワーク・ライフ・バランスの取り組みについて
スタッフ募集!!スタッフ募集!!

Copyright © 2017 社会福祉法人 鈴鹿福祉会
鈴鹿グリーンホーム All rights reserved

プライバシーポリシー