グリーンホームだより

活動How to use テクノロジー!(20)〜XXXX〜

第20回、XXXXは記事がバグっているわけではありません…。

「XXXX」は「ひと」…。
様々なテクノロジーはあくまで「道具」にすぎません。
その道具を使うのは「ひと」です。

「どうして、これまでの方法を変えていく必要があるの?」
「どうして、テクノロジーを使う必要があるの?」
という、誰もが普通に抱く疑問や質問に対して、腑に落ちる理由を返してあげる必要があります…

当ホームの周辺地区ではすでに65歳以上の方の割合がとても高い状況になっています。
それは鈴鹿市全体の2030年に近い状況…
そのために今でも10年先の介護をしていかなくてはならないのですが、加えて今後20年で働き手(生産年齢人口)が約20%も減ると予測されています。
つまり…この数字をそのまま素直に考えると、今100人の職員が勤務しているとすれば、20年後には80人になるということになります。
課題はさらに複雑で、働き手の減少割合と高齢者の人口割合が伴っておらず、2040年に向かって特に要介護となるリスクの高い75歳以上の後期高齢者が増加するという予測になっています。
当ホームでシュミレーションをしたところ、特別養護老人ホームで1.36倍、デイサービスではなんと1.7倍、職員1人当たりの負担が増すという計算になりました。
これは、当地域、介護分野だけではなくて、全国的、特に地方部や全産業的に起こりうることです。

私から、これを「これまでのとおり、スタッフ(ひと)で対応してください。」というのは、あまりにも無茶なお願いなので、そのため当会では、
①ひとがするべきこととテクノロジーができることに分けて、テクノロジーで代替可能なことは全てテクノロジーに任せる。
②ひとがするべきことのうち、高年齢者や障がいを抱えられている方、短時間であれば勤務が可能な方などにお願いできることはお願いをして分担化を進める。
③心の通じ合いや専門性の高い業務、専門的判断が必要なことは、必ずひとや専門職が行う。
④介護予防やって機能訓練を進めて、介護が必要な状態になることや悪化することを遅らせる。
という、過度にひと(スタッフ)に頼り過ぎない(頼ることがどんどん難しくなっていく)、多くの方々やモノに頼るところは頼るという考え方で対応していこうとしています。
人材については、一つ、外国人介護人材という選択肢がありますが、日本語や文化の教育、生活の支援に時間をかける必要があるという課題があります。
機器やロボットは、マニュアルを取扱説明書に近い形で表すことできるため母国語でも作成できたり、介護記録は各種ソフトを用いて母国語記録や音声入力をしてから日本語に翻訳変換したり、ご利用者との会話では翻訳機などを活用することができれば、多くの負担を軽減できる可能性を秘めています。

もう一つ、他施設の方からよく質問されることは、「なんで、みんなタブレットやPCが使えるの?」「ロボットをずっとスタッフが使い続けられるのはどうして?」「どうやってるの?」です。
いろいろ理由はあると思いますが…、おそらく…スタッフが超高齢化・生産年齢人口減少(当法人の全ての取り組みの根っこの部分です)を理解しているので、世界で誰も見たことも経験したことのない未来だし、今やっていることでうまくいかないのだったら、「まあ、とりあえずやってみちゃおうかー」ということでしょうか(^^)

(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長))

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