先日、三國志の諸葛亮孔明のことを書かせていただきましたが、諸葛亮の聡明さを知っていただける、私が舌を巻いた計(計略)をご紹介したいと思います。
赤壁の戦いの有名なあのシーンです。
「草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)」。
長江赤壁で魏軍と対峙していた呉・蜀軍。蜀軍の軍師諸葛亮は3日間で10万本の矢の調達を約束しました。
普通の思考であれば、3日が72時間で…材料の調達時間と10万本を作る時間とすると…職人が何人必要で…時間と職人が足りない!あーダメだー…と考えてしまいますが、諸葛亮は濃霧の見通しの悪い中、藁を敷き詰めたわずか20雙で奇襲をかけました。奇襲に驚いた魏軍が撃ち込んでくる矢を藁で受け止めて回収し、まんまと10万本の矢を手に入れたのでした。
これには相手の心理や気象学など様々な知識を組み合わせ、通常の思考では思いつかない方法を繰り出していくザ・諸葛亮と言える知略。
この後は諸葛亮ら軍師が反間計、苦肉計、連環の計を策略・実行し、魏軍は壊滅的なダメージを受けて大敗したのでした。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
諸葛亮の知略(その1)
この記事に対して・・・