ACP(アドバンス・ケア・プランニング)は人生の最終段階のケア、厚生労働省は「人生会議」と愛称を名付けて、それぞれの方が願う終末期について、話し合いをしていこうとするものです。
全国老施協も2035年に向けたビジョンを「最期の一瞬まで、自分らしく生きられる社会へ」を掲げています。
私たち特別養護老人ホームのスタッフにとって看取りはとても尊い、そしてレベルの高いケアになります。ご本人とご家族と医師、そして多職種のスタッフが最も関わるケアでもあります。
レベルが高いという意味は、正解がないということです。ある方の看取りケアを別の方に提供しても、自分たちの理想の押し付けになっても、全く上手くいきません。
大切なのは、やはり意思の疎通、話し合い、都度合議というコミュニケーションを緊密に図る過程。ご本人の心身のケアとご家族の葛藤を支え、最期にグリーンホームで看取ってもらって良かったと言っていただけるように、日々努力していきたいと思います。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
ACP研修(Web)を受講しました。
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