グリーンホームだより

特養(特別養護老人ホーム)
CHASE、やってみての課題と効果
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次期介護報酬改定の国の目玉施策の一つの「CHASE」。
当ホームでは国の試行初日5月2日から取り組んでおり、8月下旬には厚生労働省からフィードバックを受けました。
そこで制度自体の課題も見えてきました。
・まず、フィードバックに対応できた特養は試行ということもあってか、全国の特養のうち0.8%ほど(66施設)
・操作者ユーザーと記録者ユーザーにインストール〜使い方を教えられる管理者ユーザー等の育成が必要
・各ユーザーを分ける必要性の有無
・評価指標や入力項目がいったい何にひも付いているのかCHASE自体の体系的な理解と教育が必要
・紙媒体の記録は入力作業が煩雑(介護ソフト・WiFi環境、データを入力するスタッフ数の必要性)
・個人情報のブラウザー保存について改善の必要性
・介護給付費算定体制の再検討・再構築の検討 
・CSVの自動連携(3月にはほとんどの介護ソフトが可能になるように進めるとのこと)など
当ホームはICT環境や入力スタッフ数などが整っていますが、思いつくだけでもこれだけありました。(CHASEを管理されているご担当者には意見をあげています。)
ただ、よいこともありました。
・ケアの質を上げるという視点についてスタッフの意識付けが深まったこと
・フィードバックにより、優先的に取り組むべきケアがはっきりしたこと

本格的運用は4月からスタートしますので、次年度まであと3か月でさらに深めていきたいと思います。
CHASEに取り組まれている施設様、これから取り組まれようとされている施設様とざっくばらんに意見交換等をしたいなーと思っていますので、お気軽にご連絡ください。

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