平成27年7月23日、24日、平成27年度東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会(富山大会)に参加しました。
テーマを「すべては利用者の笑顔のために」とし、1日目は基調報告・記念講演、2日目は、分科会において各施設の取り組みについての研究発表を聴講しました。
私は、第4分科会「その人らしさを追求した終末期ケア」の司会を、職員は第2分科会「介護人材の確保と育成への取り組み」で研究成果を発表しました。
参加させていただいた2つのテーマは、現在、高齢者介護施設にとって特に重要なテーマです。
人生の最期をどのように迎えるのか、又わたしたち支援者はご入所者、ご家族の思いにどのように寄り添い、終末期のケアを実施していくのか。発表の中には、「看取りのハンドブックの作成」や「職員間の情報共有の大切さ」など、多くの先駆的な事例を聞くことができました。
また、介護人材の確保と育成、これも大きなテーマです。今後2025年に向け、37万人の介護スタッフが必要との試算もあります。その中でいかに介護スタッフを確保し、一人前のスタッフに育てることができるか。魅力ある職場作りとスタッフのスキルの向上が課題です。分科会では当施設の取り組み事例を報告させていただきましたが、他施設のよい取り組みを積極的に取り入れ、地域のみなさまに対して、常に質の高いサービスを提供することができるよう努めてまいります。
(特別養護老人ホーム 施設長)
学び・研修
東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会に参加しました。
この記事に対して・・・