「●●実装」というこの言葉をよく見かけます。
10年前にはあまり見かけなかったこの言葉。。。
Wikipediaを見てみると、「何らかの機能(や仕様)を実現するための(具体的な)装備や方法のことである。名詞的に、「~の実装(implementation)」といった場合、何らかの機能を実現するモノやプログラム、もしくはある機能を実現するための手法や方式のことを指す。」とあります。
今、新たなものを社会などに組み込むための実証実験や取り組みが行われていて、「社会実装」と言われることが多いです。私のイメージとしては、社会という既存の基盤に新たなモジュールを追加或いは組み込むデジタル的なイメージです。
当会では、既存の介護基盤にテクノロジーを投入し新たなシステムの創設やツールの活用を見出す「介護実装」にチャレンジしています。
組み込んでいく作業がこの醍醐味なのですが、課題もありました。
特に介護のデジタル基盤は草創期で、なかなかモジュールを組み込んでいけない期間がありました。既存の基盤に組み込みができないと、システムが分断されるので、その分余計な手間やコストがかかるわけですが、時代は変わってくるもので、この意義を理解されるベンダーも多くなりました。
この2、3年でベンダーの技術革新や介護現場からの働きかけ等により、介護ソフト、ICTとロボット、その他機器との連動・自動記録化は大きく進展しました。
さらに今後数年でとんでもないくらい技術が革新されていくと、個人的には予測しています。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
活動・コラム
「実装」。。。
この記事に対して・・・