今、全国の多くの組織で、情報の伝達や共有がうまくいかないと聞きます。
コロナ禍により、特に対面での会話をすることが少なくなったことが要因のひとつであると思います。
しかし、これまで、本当に直接会ってするべきかどうかのボーダーの議論はされてこなかったのではないでしょうか。
当会では、昨年度から従来の会議形式、(内線)電話に加えて、事業所内メールやNAS(ネットワークHDD)、オンライン会議アプリ、インカムなどを活用して各部署間の連携をとっています。
ここで考えなくてはいけないことが、対面か非対面かではなく、もっと細やかな使い分けが必要で、対面(会うこと・声で伝えること)、非対面(二次元の映像と声で伝えること)、非対面(声で伝えること)、非対面(文書や画像などをデジタルで伝えること)、非対面(文書や画像などを紙媒体で伝えること)。これらをうまくケースバイケースで使い分けたり、組み合わせていくというのがよいかなと感じています。ひょっとしたら数年先はこれらに加えてVRやAR、ホログラムテクノロジーの活用という方法も出てくるのかもしれませんね。
回覧文書や資料をデジタル化したり、定例会議をオンライン併用にすることで、むしろ共有が進んだり、出席しやすくなりましたし、膝詰めで議論や面談すべきところは対面形式を維持した方がいいと思うのですよね。0か100かの考えではなく、より柔軟に考えていくべきだと思っています。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
活動・コラム
各部署間の情報伝達と共有
この記事に対して・・・