NAS(Network Attached Storage)は、ネットワークに接続されたハードディスクのようなもので、認証された端末からアクセスすることでデータを保存、出し入れをすることができます。
VPN (Virtual Private Network)は、インターネットを用いた専用回線(専用回線であるためセキュリティ性は高くなっています。)で、認証されたアカウントから設定したフォルダなどにアクセスすることができます。
この二つを組み合わせるとどうなるのかといいますと、インターネットに繋がる環境にいれば、どこでも必要なファイルを手元の端末で見たり、入力作業をすることができるようになります。
せっかく整備したネットワーク環境なのでフル活用したいということで、今、当ホームでは私と生活相談員がこの機能を活用し、出先での記録やデータの閲覧を行い、事務の迅速化と効率化を進めています。
例えば、訪問時にお伺いした内容をその場であらかたフェイスシートに入力(モバイルWiFiルーターを携帯しています。)して、次の訪問先の約束時間までの合間に車の中で入力しきれなかったところを加筆してシートを完成をさせます。(そうすることで時間を無駄なく使うことができます。)
保存の都度、同じものを同時に事業所内にいるスタッフも見ること(加筆もできます。)ができるため、すぐに現場対応(スタッフへの情報共有や受け入れ準備、ケアプランなどの関係書類の作成事務等)にかかることができます。
私の場合は、会議録や資料などの作成事務や出先での確認・資料提示に使用していることが多いです。
企業では既に当たり前になっていると思いますが、介護福祉現場ではものすごく革新的なことでして、、、当ホームではいろいろなものをかなり導入していますが、私たちの仕事を楽にそして機動性をよくしてくれる便利なものがまだまだたくさんあると思います。こんなものがあるよという方がいらっしゃいましたら是非教えてください。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
活動・コラム
NASとVPN。。。
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