グリーンホームだより

ショートステイ翠風は、木造の平家建。
建築基準法改正により、安全対策要件等を遵守することによって、準耐火建築物での運営が可能となっています。
そうすることで木の温かみを感じることができますし、認知症を抱えられたご高齢者にとっても落ち着いた空間でお過ごしいただくことができます。
一方で介護現場が抱えている課題は超高齢化・生産年齢人口急減社会の中でのニーズの多様化への対応・サービスの質向上と働きやすい介護職場づくりです。
この相反する課題に向けての方策の一つとしてICT（情報通信技術）と介護ロボットの活用があります。
翠風では既設と同様に、浴室はひのきの個浴槽に電動リフトを設置したり、介護看護記録や帳票は全てタブレットPCを用いており、電子メールやオンライン会議アプリやインカムも組み合わせて使用しています。
また、介護ロボットは見守り支援機器を2機種使用しています。
一つは既設でも使用しているNeos+Care（ネオスケア）。
もうひとつは、安心ひつじαです。このロボットは当会でも初の導入で、見守り支援機能に加えてナースコールシステムが付加されているということと、コールの通知は手元のスマートホンに通知される機器です。
既設では見守り支援情報とナースコールを受けるためには、PHSとタブレットが必要でしたが、内外線を含めてスマートホン一つで対応することができるようになりました。
そうすることでスタッフはスマホを1つ持って業務にあたることができ、圧倒的に身軽になります。


（「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム　施設長）