グリーンホームだより

特養(特別養護老人ホーム)
当ホームの職員にとってのテクノロジー。。。
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介護分野においては、超高齢化・生産年齢人口急減社会への対策の一つとして、また他分野と比べて生産性向上の取り組みがこれからであること、そして今年度から始まった厚生労働省の科学的介護情報システム「LIFE」への対応等から、その方策の一つとして介護現場におけるテクノロジーの活用が推奨されています。
当ホームでは平成28年からテクノロジーを活用した介護の現場実践に取り組んでおり、一定の成果も得られているところです。
10月に当ホームの介護職員にアンケートを実施した結果についてお知らせします。
質問は端的に2問。
Q1. 介護記録は手書きに戻れますか?       いいえ  75% 
Q2. 機器や介護ロボットのない介護に戻れますか? いいえ  85%
                     
この結果がどういうことなのか考えてみますと、当ホームの介護職員が仮に離職して再就職を希望した場合、4人に3人以上はテクノロジーを導入していない介護現場を選択しないということになります。
また、「LIFE」への知識が介護職員の持つべきスキルとして評価されるようになってくると、介護現場で直接ケアにあたる職員との間に処遇面での評価差が生じることや、今後特に介護ソフト等の導入が進んでいくと、職員の採用機会が大きく異なっていくことにつながるのではないかと危惧しています。
また地域、地元に根付いた活動をされている小規模の事業所様にとっては気になるデータだと思います。

テクノロジーを導入することがよいと言っているのではなく、介護現場が常に新たな目標に向かっていきいきと活動していることがいいことですので、テクノロジーの導入ができる・できないや事業所の規模で、ご利用者や介護現場の職員に不利益が生じないように国の方でも是非考えていただきたいと思います。


(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)

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  1. #ICT
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