令和3年12月20日の規制改革推進会議において、現行の介護施設の入所者3人に対し介護者を1人以上配置するという施設基準を見直し、介護者1人で入所者4人に対応できるようにする案を軸に調整すると提起されたとのことです。
このことについては、施設・業界団体では年末から今もその是非について議論の渦中であります。
そのようなこともあって、2月1日の業務改善会議(ユニットリーダー会議)で、リーダーたちに対して、現在の議論と当ホームの考え方や方向性を改めて説明をしたところです。
4対1の人員配置については、ユニット型の施設では現状は2対1の運営を行っているところが多いですので、まずは現行基準の3対1で本当に質の高い運営ができるかということを考えていくべきだと思います。
当ホームではもともと、鈴鹿市では今後20年で生産年齢人口が20%減少し、75歳以上人口が36%増加すると見込みであることから、生産性を高めていく必要があるという考え方で運営しており、職員にも定着しています。
以前からICT(情報通信技術)・介護ロボットを導入したり、外国人介護人材の雇用や元気なご高齢者に対する介護予防教室を積極的に開催しているのはそのような理由からです。
「介護サービスの質を高める」と同時に「介護スタッフの負担を軽減する」方法・・・常に模索しています。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
特養(特別養護老人ホーム)
職員配置4対1?
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