グリーンホームだより

仕事をしていると、基本姿勢として中立的な立場を取らなければならない場面が多くあります。特に介護保険制度の介護支援専門員の立場はこのように言われることが多いです。
この「中立的」という定義が結構曖昧で、例えば二者間、当事者同士に対してなのか、その他のステークホルダーを含むのか、論文等があったら申し訳ありませんが、当会における中立的とは、①ご本人と家族、②職員、③事業者、④国民（法令）の4方よしで考えています。
先日お招きいただいたセミナーでも講師の先生がこれに近いことをおっしゃられていまして、これはあらゆる施策の考え方にも応用することができると考えています。
一方に寄れば、誰かにそのしわ寄せや不利益が及ぶことになります。中立的立場の人はバスケットボールのピボットのようなスタンスにいないと、都度対応がブレてしまいますので、全体の信頼関係を損いかねないと考えており、そのことを旨として活動しています。


（「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム　施設長）