11月20日(金) 今日は三重県身体障害者総合福祉センターにて開催されたみえ福祉用具フォーラム2015に、居宅ケアマネ2名で参加いたしました。
午前中は特別セミナーとして、作業療法士の先生による「認知症と食事」についてのお話がありました。認知症の種類とそれぞれに出現しやすい症状について、また食事の場面にて認知症の方にも安全で気持ちよくお食事を食べていただけるような工夫や取り組みなどについての説明でした。
認知症の方の食事介助は、単に食べやすい食事形態(トロミややわらか食など)を追求したり、お身体にあわせた自助具を活用するだけでは解決しません。昔の好物を家族に聞いたり、懐かしい匂い・使い慣れた食器を使うなどのその人の記憶の活用、またはテーブルの上の整理や食事の時間以外の過ごし方への配慮など、さまざまな視点で取り組む必要があるとのお話があり、大変参考になりました。
午後からはいろいろな最新の福祉用具や自助具・衛生用品などを見せていただき、一部体験もさせていただきました。
福祉用具は日々進化しております。私たちも新しい情報をキャッチして、関わるみなさまにとってより有効なご提案をさせていただけるよう、これからも努めてまいります。(居宅介護支援事業所 管理者)
学び・研修
みえ福祉用具フォーラム2015に参加いたしました。
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