ベルリン工科大学様が、DFGプロジェクト SoCoRob(試作的実践労働環境による人間とロボットの協働の社会的構築)研究調査のため、来苑されました。
「えっ、ドイツ? ベルリン? なんで???」と思われると思いますが、当ホームで活用している株式会社マッスル様の非装着型移乗支援ロボット「SASUKE」に関する調査に協力しました。
きっかけは、当会のホームページのお問い合わせフォームに直接頂きました。メールをいただいた時には私も「うそ~?」と思いましたが、その後メールを重ねて、調査内容を理解することができました。
介護ロボットの調査といえば、通常は負担軽減やテクニカルな部分、生産性向上など、機械的なところに目が行きますが、今回は「社会学調査」となります。
通常は施設(住まい)とご入居者とケアスタッフという状況の中でケアを提供しますが、その中に「SASUKE」というロボットが配置され活用されている環境、人とロボットとの間でどのような役割や分担が形成されているのか。。。
今回の調査には私も非常に関心があります。
実は昨年度受講した研修(12~2月)でプロトタイピング計画を学んだばかりでして、受講直後にこの概念が入った調査のご依頼があるってとても不思議です!(介護、福祉に関わらず様々なことを学んでおくべきですね。。。)
調査は、日常使用しているスタッフへのインタビューと、実際に使用している場面を見学いただきました。
(「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム 施設長)
活動・コラム
ドイツ ベルリン工科大学様の調査に協力しました。
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