グリーンホームだより

特別養護老人ホームの令和4年度（令和5年2月末現在）の事業所票【当ホーム平均・全国平均】についてご報告いたします。

・当ホームのご入居者の平均要介護度は、全国平均よりも高い状況です。
・その要因として、認知症を抱えられている方の割合が高いことがあります。（基本的な認知症ケアを日々、細やかに提供する必要があります。）
・一方で、日常的な動作が可能な方（ADL合計点）や、ご自身から挨拶やお話をされる方の割合が高いので、日常の生活の中での生きがいや楽しみといった活動を支援しやすい状況にあります。
・栄養状態については良好な方の割合が高いです。
・低栄養のリスクレベル「高」の方の割合が高いのは、全てのご入居者の血清アルブミン値を測定していることが影響していると考えられます。（リスクの評価から血清アルブミン値を外すと「低」リスクの方の割合がかなり増加します。）
・褥瘡の方の割合が低いのも、栄養状態が悪くないことを示しているのかなと思っています。
・口腔ケアは良い傾向が見られています。このこともあってか、誤嚥性肺炎やむせやすい方の割合も低い傾向です。

引き続きケアの質向上に努めてまいります。

皆様、お気付きの点がありましたら、お教えください。


（「私たちは、地域に信頼されるべき存在であり続けます」“We will continue to be trusted by the community” 特別養護老人ホーム　施設長（管理栄養士・介護支援専門員）